ABOUT
フリースピリッツについて
熊本でフリースピリッツを
届けたい理由
PURPOSE
現在、素晴らしいスピードで成長している熊本。ファッションやライフスタイルへの関心が高い人が集まるこの街で、フリースピリッツがどのように受け入れていただけるのかを確かめたいという思いがありました。
熊本市の人口は約75万人で、日本でも規模の大きな都市のひとつです。日本の革職人によるブランドも、この街の人たちに受け入れていただけるのではないかと考え、店舗を構えることにしました。
フリースピリッツの存在や、私たちがセレクトしている日本の革職人のブランドをより広い層に知っていただくためには、地方都市でも価値を届けられることが大切だと考えています。熊本での展開は、その挑戦の第一歩になると思っています。
熊本市街には、老舗として地元の人たちに愛されている鶴屋百貨店があります。アミュ熊本は2021年4月23日にオープンした新しい商業施設です。新進気鋭のブランドを数多くセレクトするフリースピリッツだからこそ、アミュ熊本の空気感と相性がよいのではないか。そんな思いから、熊本でフリースピリッツを届けたいと考えました。
店舗一覧熊本から台湾へ広がる
フリースピリッツの挑戦
熊本には、世界最大の専業半導体ファンドリーであるTSMCの工場ができ、台湾とのつながりがより強まっています。2025年8月現在、台北や高雄と熊本を結ぶ飛行機は1日8便あり、台湾から熊本を訪れる人も増えています。台湾から熊本に移り住む人は1500人を超え、インバウンドも含めると、1年間で20万人以上が台湾から熊本を訪れているという数字もあります。
台湾は、モノづくりに対する感度が高く、ロゴや知名度だけではなく、素材や背景まで含めて評価してくれる土壌があると感じています。eslite誠品(誠品書店)のような素晴らしい商業施設も台湾発であり、デザイナーの地位も高く、優れたプロダクトを生み出し続けている印象があります。
そうした台湾の人たちに、日本の革職人のブランドがどう受け入れられるのか。今後のフリースピリッツの展開においても、大きな鍵を握ると考えています。
フリースピリッツが
大切にしている世界観
フリースピリッツでは、日本の革職人による、まだ広く認知されていない素晴らしいブランドをセレクトしています。日本の職人やメーカーには、確かな技術と品質へのこだわりがあります。売り方や伝え方が得意ではないことで、表に出る機会が少なかった現状があります。
今の小売業は、売れるものや売りやすいものが優先されやすい時代だと感じています。売れるかどうか分からないものを育て、時間や労力をかけながら価値を届けていくことが少なくなっているのではないかと思っています。それが続くことで、ものづくりそのものの衰退にもつながっていくのではないかと考えています。
売れそうなものを優先すると、創意工夫は少しずつ失われていきます。決められた納期や価格に縛られ、職人やメーカーの「こうしたい」という想いが後回しになることもあります。フリースピリッツでは、職人やメーカーの思想が反映されたものを、中間流通を通さず直接仕入れ、適正な価格で届けることで、製造元にもきちんと利益が残る形を大切にしています。
フリースピリッツが考える
販売の役割
お客様にとっては、有名ブランドや高級ブランドには安心感があり、失敗したくないと思えば、購入しやすい価格帯のものを選ぶことは自然なことだと思います。日本の革職人によるブランドは、有名ブランドほど認知されているわけでもなく、価格だけで選びやすいものでもありません。そのため、素材や背景にある価値を伝えていくことは簡単ではないと感じています。フリースピリッツでは革にこだわっていますが、「ナイロンや帆布、合皮でも十分ではないか」と感じる人もいるかもしれません。
これらを越えていくためには、お客様にとっての魅力は何かを問い続けることが大切だと考えています。なぜ革なのか。なぜ日本のものづくりがよいのか。「温もりがある」「日本製は信頼できる」といった言葉にとどまらず、より深く考える必要があります。また、品質へのこだわりがお客様の未来のwantにどうつながるのかについても、考え続けなければいけません。
車の性能そのものよりも、行動範囲が広がることや、家族で過ごす時間が増えることが、お客様にとって大切なwantだと思います。モノづくりの視点だけに偏ると、商品の完成度は高くても、お客様のwantを見落としてしまうことがあります。よいものを、ただよいものとして並べるだけでは届かない。お客様自身も気づいていないwantに気づくきっかけをつくり、商品との出会いにつなげることが、店舗で販売する意味だと思っています。